自動車検査場

2011.12.03

少し前のブログで出荷前の完検査でご紹介できなかったのですが、実はもうひとつの検査があります。 今回はそのことについて簡単にご紹介します。
中国も日本と同様で自動車の検査場があります。 ファンルーチェで製造された車両は、他の車両と同様にこの検査を受け合格をしなければ海外に輸出することが出来ません。 輸入、輸出の際に必ず商品検査局の検査を受けるのですが、自動車の場合はさらにこのライン検査が必要です。(自走する機会がないのにこの検査を受けなければならないところが歯がゆいのですが)
こちらでは右ハンドルの車は公道を走ることが出来ないので検査場までは積載車にて積んで運びます。 検査内容はほとんど日本と同じです。 検査ラインに入るとまず灯火類検査、次に排気ガス測定、サイドスリップ検査、光軸光度測定、ブレーキテスト等を行い、問題が無ければ合格です。 個々の検査基準値は若干日本と異なりますのでいづれにせよ日本では再検査が必要です。 検査に受からなければ輸出することが出来ません。 このように検査を受けた後に日本へ車両を発送しています。
検査場へは世界各国の車が続々とやってきます。 アメリカのモーターホームやGMCのバンコンもよく目にします。
目に見えないところではありますが様々な手間隙がかかります。
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以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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キャンピングカーの家具の軽量化

2011.11.29

久しぶりのブログです。今年前半のしわ寄せでてんやわんやの状態の中、ちょっとブレイクさせて頂きます。
以前、家具の軽量化の為に材料を発泡スチロールやアルミフレームを使用し、主な家具をフラッシュ構造にして軽量化している事はお話しましたよね。今回は家具の表面材についてお話します。
この軽量化はベース車両へ大きく影響しますので極めて重要です。
当社は2004年より中国で生産を行っています。早いもので、セレンゲティ、パタゴニアの誕生から7年です。
当初より軽量化が優れている欧州製キャンピングカーの家具と同様の製造方法をとっています。米国製、中国製の無垢材を材料とした家具との大きな違いは、フラッシュ構造、PVC仕上げは、製品の仕上がりの安定性、軽量化に大きな違いが見られます。無垢材を使った家具は高級感が有り、暖かみを感じます。私も個人的には無垢の家具は好きですが、車両に搭載となると軽量のフラッシュ構造の家具の方がポイントが高くなります。
以前、ドイツの有名ビルダーのアジア担当者と無垢材家具で綺麗に仕上がったキャンピングカーを一緒に見学したことがありました。彼曰く、非常に綺麗仕上がっており、高級感があるが、欧州ユーザーにはこの無垢材の家具は受け入れられませんよ~なんて言われたことがありました。彼らの国では以前よりキャンピングカーの軽量化を目指し、さまざまな研究・開発を重ねてきたそうです。
画像の扉は当社のセレンゲテイ用です。見事に綺麗に仕上がっていますよね。このRの扉は何と5トンのプレス機を使用してR加工しています。プレス後、専用のバキューム機械でPVCを貼ります。このPVCバキューム方式、接着材の選定から、バキューム時の温度、更にバキューム時間とかの調整が本当に大変なんです。特にRのついた扉は難しいです。
高い技術の詰まったファンルーチェの車両を是非、キャンピングカーランド各展示場でご覧下さい。
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以上、キャンピングカーのファンルーチェからでした。

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床断熱(ヨセミテ編)

2011.10.14

秋も深まりそろそろ冬支度。 少し前にハイエースのフロアーの構造について紹介させて頂きしました。今回はヨセミテの床構造を簡単にご紹介します。
キャンピングカーの断熱方法は各社様々で皆さん工夫を凝らしてます。 ヨセミテのフロアーは写真のような造りとなっています。 軽さと強度を兼ね備える為、フレームはアルミ角パイプを使用し、周囲に関しては更に強度を高める為ダブルで使用しています。 断熱材は50mmのスチレンフォームを使用し、フレームの間に隙間なく敷き詰めます。 その後、FRPパネルでサンドイッチ、真空パネル成型機で12時間加圧します。 こうすることにより強固な床構造となり床下からの冷気やノイズをシャットアウト。 しかし、ヨセミテの床構造が凄いのはこれだけではありません。 フレームの強度を更に高める為、フレーム内には角木が挿入してあります。 これによりアルミフレームの強度は格段と高くなり、更にアルミから伝わる冷気も抑えられ、フレームの結露も減少できます。 これで寒い冬も安心して睡眠できますね。
高い技術と手間隙かかった車両ですが、ものすごくお値打ちな価格で販売しています。これに決まり!!
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以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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出荷作業

2011.10.14

今回は出荷作業をご覧頂きます。ファンルーチェにて生産した車両はオープンコンテナに積み込みをし、大連港まで運び、そこから日本へ向けて出港します。 オープンコンテナへの積み込みはひときわ神経を使い注意の要る作業です。 デッキまでの高さは約2m。 スロープを使い積み込みます。 スロープが狭くスリル満点。 運搬の際の塩害、汚れから守るために、全体をカバーで覆い車体をベルトで固定します。 海上輸送中に海へ落とされないよう細心の注意を払い固定し、複数のスタッフにてチェックを重ねます。 もちろん未だ一度も落ちたことは有りませんが・・・。 最後に無事日本のお客様のところに届きますよう、安全を祈ってお見送りをします。ちょっぴりせつなくなりますが。
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以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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完成検査

2011.09.29

ファンルーチェでは品質を特にこだわり、安心してお使いいただくため完成車両には入念なチェックを行います。今回はその流れをかいつまんでご紹介させて頂きます。
最終、FRPのボディのキズ等をチェックし、必要な場合は補修を施します。FRPボディの艶を向上させるためにバフ掛けをします。このバフ掛けによりさらにピカピカツルツルのボディに変身します。
その後、屋内と太陽光のもとで外に車両を置き傷など細かなチェックをすると同時に、車室内のチェックを行います。熟練した検査員が、機能面、外観、操作具合など厳しくチェックします。チェック項目で不具合が出た個所については原因追求と修正、今後の対応を行っています。作業段階で各担当責任者間で行われるチェック項目は合計約350項目、最終検査員が行う検査項目は約100項目。これらの検査に合格した車両が日本へ向けて出荷されます。経験と根気の要る作業でこれまた大変な作業です。
検査にパスした車両は洗車後、念入りにワックスがけをし、工場内で保管され、コンテナ積み込み前には輸送途中の風雨、潮害、汚れ等から、お客様の大切な車両を守る為に車体カバーが掛けられ出番を待ちます。
一般乗用車と違い大変労力と根気のいる作業ではありますが、良い車両を世の中に送り出し続けることが出来るよう最善を尽くしています。
磨き  完検外1  完検室内
完成  カバー下回り  フルカバー
いかがでしたでしょうか。キャンピングカーの製造はほんとに手間の掛かるものですね。次回は完成後の出発をご紹介します。
以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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キャンピングカーの断熱

2011.09.23

台風も過ぎ去りようやく秋めいてきました。キャンピングカーシーズン到来です。
今回は、普段見ることの出来ない部分をちょっとだけお見せします。キャンピングカーの床内部は外観からでは見ることが出来ない場所なので、キャンピングカーを購入するときに気になる部分ですよね。よく販売店で、この車の断熱は・・・とか、こんな断熱材を・・・とか各メーカー様々です。
そこで当社のセレンゲテイ、パタゴニアの床構造をちょっとお見せしちゃいます。画像は作業途中の物ですのでご了承下さい。標準の床形状に合わせ12mm厚のベニヤをカットし、更に標準の床の起伏に合わせて高さを調整した骨を組み合わせます。メンテナンス性も考慮し、骨と骨の間に画像のように隙間無く40mm厚の断熱材を敷いていきます。標準の床にマットやベニヤだけ敷いたのではなく、更に40mm厚の断熱材を施工することで、断熱効果を高めています。もちろん仕上げにはクッションフロアーを敷いてあるので更に効果大です。動力を得ずして快適な空間となるよう常に研究、開発に取組んでいます。
また、冬用に専用カーペットのオプションも用意していますので、お気軽にお問い合わせください。 FFヒーターの燃費節約にも環境にもキャンパーの断熱は大切ですね。
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以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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あったらいいな・キャンピングカー小物編

2011.09.03

久しぶりのブログです。ハイエースの生産も回復しつつ、今までのしわ寄せが一気に来てしまいてんやわんやです。生産の合間にこんなアイテムを作ってみましたので、是非皆様のキャンピングカーにもいかがですか。どれも質感高いですよ!
①ハイエースワイド用 運転席肘掛&コンソール(写真は後方から)
②カムロード用 運転、助手席肘掛&コンソール
③バックカメラカバー
①               ②              ③
Cコンソール2(29,800) コンソール1(29,800) カメラカバー設置1

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キャンピングカー講座【キャブコン編】 you tube 動画

2011.08.19


ファンルーチェ社プロデュースのハイエースキャブコン 「セレンゲティ」が登場しております。キャンピングカーにおけるキャブコンとは?! また、動画ならではの目線でセレンゲティを楽しんでいただく事も!ぜひ {1分で分かるキャブコン編} のタイトルをクリックしてみてください!
You Tubeはこちら
キャンピングカーのファンルーチェ社からのお知らせでした。

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キャンピングカーで旅する!

2011.08.01

皆様おなじみのキャンピングカー情報誌、キャンプカーマガジン(株式会社芸文社) そのVol.27『徒然キャンカー日記』にセレンゲティをご紹介いただいています。『キャンピングカー人生』という言葉がまさにぴったりで弊社のキャンピングカー・セレンゲティのオーナー様でもあるフリーライター岩田一成氏による新鮮な情報と、様々な視点からのお話が紹介されており必見必読です! 是非本屋さんへ行って立ち読みではなく購買して読んでみて下さ~い!(写真をクリック)
CCM27セレンゲ CCM27表紙
キャンピングカーのファンルーチェ社からのお知らせでした。

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キャンピングカー・セレンゲティの語源?

2011.07.30

ファンルーチェ社では現在 3モデルのキャブコン型キャンピングカーを製造しています。その最初のモデルがトヨタ社製のハイエースワイドワゴンをベースにしたセレンゲティです。すでに紹介していますが改めて写真を取り直したので見て下さい。そうです、芝生の上でのセレンゲティ・スケリントン君です。この呼び名はアフリカはタンザニアにある国立公園からいただいた名で、現地スワヒリ語で「どこまでも続く草原(平原)」って意味です。マサイマラ国立公園と並んでアフリカを代表する公園で野生の王国として 特にヌーの大移動は有名です。よってその名にふさわしいショットが欲しくて撮り直しました。黄色く見えるのがリアキャビン部の安全と車全体の強度を確保する鋼製のスペースフレームです。下地なので、キャンピングカー完成時では見られ無いので、ミニチュアで再現した物がこれです。又、兄弟車「パタゴニア」にも同じスペースフレームは採用されてます。
たびたびの案内になりますが只今、ファンルーチェ社のキャンピングカー御成約記念として身長10cm位のソックリさん人形プレゼント中です。下の写真は弊社の増田の顔写真から造ったサンプルですが、どうですソックリでしょう  暑い日々が続きますが,キャンピングカーに興味の有る方も無い方も是非お近くのキャンピングカーランドに遊びがてら寄ってください。スタッフ一同心よりお待ち申し上げます
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キャンピングカーのファンルーチェ社からのお知らせでした

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