出荷作業

2011.10.14

今回は出荷作業をご覧頂きます。ファンルーチェにて生産した車両はオープンコンテナに積み込みをし、大連港まで運び、そこから日本へ向けて出港します。 オープンコンテナへの積み込みはひときわ神経を使い注意の要る作業です。 デッキまでの高さは約2m。 スロープを使い積み込みます。 スロープが狭くスリル満点。 運搬の際の塩害、汚れから守るために、全体をカバーで覆い車体をベルトで固定します。 海上輸送中に海へ落とされないよう細心の注意を払い固定し、複数のスタッフにてチェックを重ねます。 もちろん未だ一度も落ちたことは有りませんが・・・。 最後に無事日本のお客様のところに届きますよう、安全を祈ってお見送りをします。ちょっぴりせつなくなりますが。
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以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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完成検査

2011.09.29

ファンルーチェでは品質を特にこだわり、安心してお使いいただくため完成車両には入念なチェックを行います。今回はその流れをかいつまんでご紹介させて頂きます。
最終、FRPのボディのキズ等をチェックし、必要な場合は補修を施します。FRPボディの艶を向上させるためにバフ掛けをします。このバフ掛けによりさらにピカピカツルツルのボディに変身します。
その後、屋内と太陽光のもとで外に車両を置き傷など細かなチェックをすると同時に、車室内のチェックを行います。熟練した検査員が、機能面、外観、操作具合など厳しくチェックします。チェック項目で不具合が出た個所については原因追求と修正、今後の対応を行っています。作業段階で各担当責任者間で行われるチェック項目は合計約350項目、最終検査員が行う検査項目は約100項目。これらの検査に合格した車両が日本へ向けて出荷されます。経験と根気の要る作業でこれまた大変な作業です。
検査にパスした車両は洗車後、念入りにワックスがけをし、工場内で保管され、コンテナ積み込み前には輸送途中の風雨、潮害、汚れ等から、お客様の大切な車両を守る為に車体カバーが掛けられ出番を待ちます。
一般乗用車と違い大変労力と根気のいる作業ではありますが、良い車両を世の中に送り出し続けることが出来るよう最善を尽くしています。
磨き  完検外1  完検室内
完成  カバー下回り  フルカバー
いかがでしたでしょうか。キャンピングカーの製造はほんとに手間の掛かるものですね。次回は完成後の出発をご紹介します。
以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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キャンピングカーの断熱

2011.09.23

台風も過ぎ去りようやく秋めいてきました。キャンピングカーシーズン到来です。
今回は、普段見ることの出来ない部分をちょっとだけお見せします。キャンピングカーの床内部は外観からでは見ることが出来ない場所なので、キャンピングカーを購入するときに気になる部分ですよね。よく販売店で、この車の断熱は・・・とか、こんな断熱材を・・・とか各メーカー様々です。
そこで当社のセレンゲテイ、パタゴニアの床構造をちょっとお見せしちゃいます。画像は作業途中の物ですのでご了承下さい。標準の床形状に合わせ12mm厚のベニヤをカットし、更に標準の床の起伏に合わせて高さを調整した骨を組み合わせます。メンテナンス性も考慮し、骨と骨の間に画像のように隙間無く40mm厚の断熱材を敷いていきます。標準の床にマットやベニヤだけ敷いたのではなく、更に40mm厚の断熱材を施工することで、断熱効果を高めています。もちろん仕上げにはクッションフロアーを敷いてあるので更に効果大です。動力を得ずして快適な空間となるよう常に研究、開発に取組んでいます。
また、冬用に専用カーペットのオプションも用意していますので、お気軽にお問い合わせください。 FFヒーターの燃費節約にも環境にもキャンパーの断熱は大切ですね。
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以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。

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あったらいいな・キャンピングカー小物編

2011.09.03

久しぶりのブログです。ハイエースの生産も回復しつつ、今までのしわ寄せが一気に来てしまいてんやわんやです。生産の合間にこんなアイテムを作ってみましたので、是非皆様のキャンピングカーにもいかがですか。どれも質感高いですよ!
①ハイエースワイド用 運転席肘掛&コンソール(写真は後方から)
②カムロード用 運転、助手席肘掛&コンソール
③バックカメラカバー
①               ②              ③
Cコンソール2(29,800) コンソール1(29,800) カメラカバー設置1

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キャンピングカー講座【キャブコン編】 you tube 動画

2011.08.19


ファンルーチェ社プロデュースのハイエースキャブコン 「セレンゲティ」が登場しております。キャンピングカーにおけるキャブコンとは?! また、動画ならではの目線でセレンゲティを楽しんでいただく事も!ぜひ {1分で分かるキャブコン編} のタイトルをクリックしてみてください!
You Tubeはこちら
キャンピングカーのファンルーチェ社からのお知らせでした。

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キャンピングカーで旅する!

2011.08.01

皆様おなじみのキャンピングカー情報誌、キャンプカーマガジン(株式会社芸文社) そのVol.27『徒然キャンカー日記』にセレンゲティをご紹介いただいています。『キャンピングカー人生』という言葉がまさにぴったりで弊社のキャンピングカー・セレンゲティのオーナー様でもあるフリーライター岩田一成氏による新鮮な情報と、様々な視点からのお話が紹介されており必見必読です! 是非本屋さんへ行って立ち読みではなく購買して読んでみて下さ~い!(写真をクリック)
CCM27セレンゲ CCM27表紙
キャンピングカーのファンルーチェ社からのお知らせでした。

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キャンピングカー・セレンゲティの語源?

2011.07.30

ファンルーチェ社では現在 3モデルのキャブコン型キャンピングカーを製造しています。その最初のモデルがトヨタ社製のハイエースワイドワゴンをベースにしたセレンゲティです。すでに紹介していますが改めて写真を取り直したので見て下さい。そうです、芝生の上でのセレンゲティ・スケリントン君です。この呼び名はアフリカはタンザニアにある国立公園からいただいた名で、現地スワヒリ語で「どこまでも続く草原(平原)」って意味です。マサイマラ国立公園と並んでアフリカを代表する公園で野生の王国として 特にヌーの大移動は有名です。よってその名にふさわしいショットが欲しくて撮り直しました。黄色く見えるのがリアキャビン部の安全と車全体の強度を確保する鋼製のスペースフレームです。下地なので、キャンピングカー完成時では見られ無いので、ミニチュアで再現した物がこれです。又、兄弟車「パタゴニア」にも同じスペースフレームは採用されてます。
たびたびの案内になりますが只今、ファンルーチェ社のキャンピングカー御成約記念として身長10cm位のソックリさん人形プレゼント中です。下の写真は弊社の増田の顔写真から造ったサンプルですが、どうですソックリでしょう  暑い日々が続きますが,キャンピングカーに興味の有る方も無い方も是非お近くのキャンピングカーランドに遊びがてら寄ってください。スタッフ一同心よりお待ち申し上げます
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キャンピングカーのファンルーチェ社からのお知らせでした

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今どき、ブリキ細工のキャンピングカー??

2011.07.28

昔のオモチャは木、竹,粘土等だったよネ。その後、プラスチックが主流に成るまでの間にセルロイド製と鉄板をプレスして作ったブリキ細工製なる物が在ったが、今はとうに消えた・・と思っていたが当ファンルーチェ社の在る  大連の町外れに未だに金床とトンカチでそれを作り続けている工場が在った。一個からでも作れると言うので、早速セレンゲティの現車を見てもらい作り上ったのがコレだ!! ( 写真をクリック)
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屋根は抜いて中の家具も再現してもらいました。BOSS人形、 から分かると思いますが、全長30cmくらいの大きめなブリキ細工モデルです。この工場で作っている物、全てがそうであった様に薄汚れたレトロ観溢れる仕上がりです。セレンゲティは幸せ者です。当社が知る限りブリキ製のクローンが有るキャンピングカーは世界ではこれ1台しかない貴重な作品だと確信しています。(ブリキって日本語ではない単語は江戸時代から有った。語源不明) 現在は、名古屋キャンピングカーランドに展示中です。興味のある方は是非ご来店下さいます様お待ちしてます。
キャンピングカーのファンルーチェ社からのトピックスでした。

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キャンピングカー用コンソールBOX新発売!

2011.07.07

弊社で製造しているヨセミテは勿論のこと、カムロードベースのキャンピングカーには全て取り付けることが出来る、肘掛付きコンソールBOXの新発売です。
使用感、バランス、デザイン等を考慮して、仕上げました。
早速、我が社のヨセミテに装着して使用感をチェック。レザー張りで高級感もあり、肘掛の具合がとても良いです!後方にはドリンクホルダーもつき、バンド固定なので設置も簡単。ドライバーは勿論、助手席側と両方共に有ればとても便利で楽チン楽チン
間もなく発売予定です。お値段等、お近くのキャンピングカーランドにお問い合わせ下さい
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キャンピングカーのファンルーチェ社からのお知らせでした。

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安心、安全の裏付け (裏付けを表に出したキャンピングカー)

2011.07.05

今回は当社のハイエースベースキャブコンが如何にオーナー様の安心、安全を優先しているか、そのをちょっとだけご紹介いたします。
日本では最高技術を誇るファーストカスタム社の協力で共同開発されたセレンゲテイ・パタゴニアの最重要部分にあたるリアキャビンの外装シェルと内装の壁の間には完成時には隠れてしまいますが鋼製の「スペースフレーム」と呼ばれる柱構造が採用されています.
(ハイエースにおけるスペースフレーム構造はファーストカスタム社のオリジナル工法です。エッヘン
モノコックボディのカットにより通常では強度を保つことが出来ない車体をこのスペースフレームを採用することにより、車重をむやみに増やすことなく、走行安定性、車体強度、万が一のリアキャビンへの耐突入強度等確保、すべては(安全)の二文字の為,最善の設計と時間をさいています。世界的にもトラックベースが多い中、乗り心地の良いモノコック構造のワゴンベースからのキャブコン造りは手間もかかるし技術的にも難しく、多くの会社が手を出しにくい分野でした。しかしこれで後発だったファンルーチェ社が、高い技術を背景に他社との差別化(オリジナリティ)ができ、この二車種で世界に胸をはって誇れるキャンピングカーの製造をしていると自信、自慢に繫がり仕事への高いモチベーションにも成っています。
(写真は急いで用意いした為、まだルーフ部リア部のフレームが仮装されていない状態です)
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赤丸印のところがポイントです右の写真がそのアップですが、フレームを製作する際にメンバーとメンバーの接合部にガセットプレート(三角部分)を溶接で取り付けることで応力の集中を避け強度が増し、より安全を確保することができます。
ここで紹介した工法はチューブラーフレームとも言われ、海外ではフェラーリ、ロータス7他F-1レーサーにも採用れていて、モノコックボディの様に大量生産しないが、軽くて強度がほしい時に使われる世界が認めた工法でもあります。 
これらすべての作業は、お客さまに安心に乗っていただく為の必要条件だと考えており、このキャンピングカー造りのノウハウをもとに高い安全基準をクリアする車造りに徹底しています。
キャンピングカーのファンルーチェ大連工場からの情報でした。

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