2011.12.18
今年も残すところあとわずかとなりました。とにかく苦しかった思い出いっぱいの1年でしたが、これをバネに来年は更なる飛躍を目指して行こうと思います。
車両の納車もラストスパート! 続々と車両が入庫してきており、1台でも多く年内にお届けできるよう現在フル回転で頑張っております。

以上、キャンピングカーのファンルーチェでした。
2011.11.29
久しぶりのブログです。今年前半のしわ寄せでてんやわんやの状態の中、ちょっとブレイクさせて頂きます。
以前、家具の軽量化の為に材料を発泡スチロールやアルミフレームを使用し、主な家具をフラッシュ構造にして軽量化している事はお話しましたよね。今回は家具の表面材についてお話します。
この軽量化はベース車両へ大きく影響しますので極めて重要です。
当社は2004年より中国で生産を行っています。早いもので、セレンゲティ、パタゴニアの誕生から7年です。
当初より軽量化が優れている欧州製キャンピングカーの家具と同様の製造方法をとっています。米国製、中国製の無垢材を材料とした家具との大きな違いは、フラッシュ構造、PVC仕上げは、製品の仕上がりの安定性、軽量化に大きな違いが見られます。無垢材を使った家具は高級感が有り、暖かみを感じます。私も個人的には無垢の家具は好きですが、車両に搭載となると軽量のフラッシュ構造の家具の方がポイントが高くなります。
以前、ドイツの有名ビルダーのアジア担当者と無垢材家具で綺麗に仕上がったキャンピングカーを一緒に見学したことがありました。彼曰く、非常に綺麗仕上がっており、高級感があるが、欧州ユーザーにはこの無垢材の家具は受け入れられませんよ~なんて言われたことがありました。彼らの国では以前よりキャンピングカーの軽量化を目指し、さまざまな研究・開発を重ねてきたそうです。
画像の扉は当社のセレンゲテイ用です。見事に綺麗に仕上がっていますよね。このRの扉は何と5トンのプレス機を使用してR加工しています。プレス後、専用のバキューム機械でPVCを貼ります。このPVCバキューム方式、接着材の選定から、バキューム時の温度、更にバキューム時間とかの調整が本当に大変なんです。特にRのついた扉は難しいです。
高い技術の詰まったファンルーチェの車両を是非、キャンピングカーランド各展示場でご覧下さい。

以上、キャンピングカーのファンルーチェからでした。