キャンピングカーの家具作り
2014.04.23
車両がつくられる前のイラストです
この絵を基にイメージし、車両が形になります
そしてこちらが完成した今年のセレンゲティ
座席は汚れが目立ちにくいということでホワイトからベージュに変更していますがほぼイラストどおりに仕上げられています
たびたび紹介させていただいておりますがセレンゲテイをはじめパタゴニア、ヨセミテすべての車両に採用している家具のほとんどがフラッシュ構造
デコレーション的に要所要所で無垢材も使ったりはします
このフラッシュ構造の家具は無垢材に比べ非常に手間がかかり、部品点数も増えます
なぜこんな面倒なことをするのかって?
こうすることにより強度、耐久性を保ちつつ、車両重量を抑える事が出来ます
春夏秋冬、車中の温度、湿度の変化は著しく、そのことによる家具のそりや走行中のきしみを軽減する事が出来ます
また、製品の狂いも少なく品質も安定させることが出来ます
家具の仕組み、こんな見えないところにも様々な工夫を施しています
以上、ファンルーチェからでした