工場視察&打ち合わせのため大連出張してきました
2013.08.01
こんにちは! 岐阜キャンピングカーランドの熊澤です
今月大連のファンルーチェ工場視察に出張してきましたのでご報告させていただきます
工場内でセレンゲティの製造の様子をしっかりとカメラに納めてきましたので、一部抜粋での紹介です
皆さんもキャブコンの製造現場を見る機会というのはまずないでしょうから、興味深いのではないでしょうか?
ちなみに、こちらが工場の外観で 、内部はこのような感じでどんどんセレンゲティ、パタゴニア、ヨセミテが作られていきます
製造中のキャブ部分 は厳重に養生してます。右はヨセミテに変身するため待機中のカムロードです
訪れた時期はセレンゲティの製造期間で、上の製作途中の写真は全部セレンゲティとなっていますが、1BOXのハイエースがキャブコンになるまでには、様々な工程があった上で、1台1台熟練のスタッフの手によって作られているという事を目の当たりにして、改めてその大変さがよ~く分かりました
上の写真はカタログで見た事があるかもしれませんが、ボディの強度を保つ為の鋼製のスペースフレームが取付してあります
この構造によって、車体重量をむやみに増やすことなくボディ剛性を確保しつつ、乗員の安全も守れるものになっています
この 写真はスペースフレームの一部写真ですがよく見ると角パイプどうしの交点では三角補強鉄板が溶接してあります (これによりいっそうフレームが強化されます)
又、外壁FRPには外気温音を遮断する断熱材(黒い独立発砲のウレタンゴムでスキューバーダイビングなどで使用される断熱性能が高い物)がきっちりと隙間無く(コーキングすらされている)張り込んであるのが見えますネ!
今回タイミングよく、ボディを繋ぎ合わせる工程の瞬間が見れましたので、その様子もここぞとばかりにじっくりと拝見してきました (ガンダム風に言うと、ドッキングの瞬間です)
ご覧のように、ハイエースをボディカットしてキャブコン製造するという事は、トラックベースのカムロードに比べて、とてもとても大変な事なのですが、なぜそれをしてまでハイエースベースにこだわるかというと、走行性能(前後輪共のワイドトレッド)、エンジンパワー、乗り心地、安全面、スタイルその他にも多々メリットが多くあるからなのです
こうして出来上がったセレンゲティやパタゴニアそしてヨセミテなどを、ぜひ各キャンピングカーランドで見て、体感して、御検討してみて下さい
ちなみに、今回は外装に関してでしたが、次回は内装に関して、紹介させて頂きます
岐阜キャンピングカーランド店長 熊澤からのファンルーチェ情報でした
PS.
新しく改装された大連駅前での集合写真です