ファンルーチェ マジック
2015.01.29
4ヶ月ぶりの大連ファンルーチェ入りは上海経由となりました。なぜ上海経由なのかは単に航空運賃がダイレクトの半値だったせいです
(名古屋→大連直行は\95000 名古屋→上海→大連は\50300でした)
大連は仙台と同じ緯度なので寒いですが、雪は少ないところのはずが到着当日は大連でも初の大雪でした(もしかして俺、雪男?)
(ホテルの窓から朝のファンルーチェ社のある大連開発区の雪景色)
雪が降っても、大連を走る車のほとんどがノーマルタイヤです。なのでスタッドレスタイヤはおろかスノータイヤも売ってないのが現状です
現地の人曰く「自分だけスタッドレスタイヤを履いていると自車だけがブレーキが効きすぎかえって危険だ!」とのたまう
要するに「みんなで滑れば怖くない!」って訳らしいです
それでは、早速タイトルの「ファンルーチェ マジック」を紹介します
(自分も行って見て来たような気になる全52ショットの大情報)
何がマジックかといえば、どこでも入手可能な材料を使い、ベース車のハイエースワゴン車 カムロードが100%内製化されている工場から数日後にはスペシャリスト達の手にかかり「セレンゲティ」「パタゴニア」「ヨセミテ」がほぼ100%完成車として出荷されてきます
他社さんは中国の法律で本土へ右ハンドル車を持ち込めないのですが、弊社は以前からの既得権で持ち込み可能なのです。そこが同業他社さんには真似のできないファンルーチェ マジックなのです
(そのことにより、弊社の製品には中国人より高給な日本人の人件費が車両価格にONされていません)
そのミラクル ファンルーチェの生産現場をここでご紹介させていただきます
大連は北京や上海とは違い空気は澄んで青空が広がっていました
(雪の弊社 事務所棟 2F全フロアー使用 寮も完備 地下には食堂も)
(雪の弊社 工場棟)
先ずは、キャンピングカー製造には欠かせないマテリアル達。これらを切って張って刻んでつないでキャンピングカーの部に品なっていくのです↓
(これらの木材が窓枠や家具になります)(オリジナルアルミサッシ)
(フラッシュ構造の家具になるベニヤ板)(スペースフレームになる鋼製角パイプ)
(外装のFRPに使われるグラスマット)(フレーム造りに使う治具)
マテリアルを切って張って縫って溶接していくスペシャリスト達の様子をご覧ください↓
素材が製品(部品)になっていきます↓
ボディ製作も同時進行して慎重に加工されていきます ↓
最終行程で外装が出来上がった車にプロ技で家具を組み付けていきます↓
(日本に向けて出荷準備。先ずは汚れぬようキズ付かぬように袋掛け作業)
いよいよ出荷。大型トレーラーへ積み込み作業の様子をご覧ください
(ワイヤーとベルトをジャッキで巻き上げ確実にパレットへ固定)
(本日は、ヨセミテとセレンゲティのランデブー)
(そして、いよいよ日本に向けて「行ってらっしゃ~い」)
来週にはセレンゲティがもう2台出荷予定です。寒いけどガンバルぞ~
(暖房はこれだけ・・・・)
雪をふっ飛ばしての、大連はファンルーチェ社からの増田レポートでした