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キャンピングカーの低重心化の為に!

2011.06.15

ファンルーチェ社のキャンピングカーは常に安全性を意識して開発しています。ベース車両の機動性を考慮し安全性の高い車両を作り上げなくてはなりません。そんな中の1つに低重心化が有りますが、床を低くする事は当然,仮装するリアキャビン部の強度を落とす事無く軽量に作りあげる工法が必要です。その為内装家具には様々な工夫を施しています。その中の一部をご紹介したいと思います。キッチンや収納家具類の天板や側版、大きな扉などはフラッシュ構造という発砲スチロールを表材と裏材とでサンドイッチ状態にし軽く強度の有る物にしたり、コーナーのアール部はデザイン性も考えアルミ材、樹脂材を使用して、軽量化につなげています。ただただ軽量化するだけでなく、もちろん十分な強度を兼ね備えて作らなくてはなりません。ほとんどこれらの物は床や壁に取り付けてしまうので、他社の物と比べられないのが残念ですが見えないところで軽量化は図ってます。
最終的にはキャンピングカーの車両重量で確認できます。
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カット面の白く見えるのが発砲スチロールです。軽量化はベース車両に対しての負担も少なくなり、走行安定性も良くなります。燃費も向上し、ECOにもつながりますよね。
キャンピングカーのファンルーチェ大連工場からのレポートでした。