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安心、安全の裏付け (裏付けを表に出したキャンピングカー)

2011.07.05

今回は当社のハイエースベースキャブコンが如何にオーナー様の安心、安全を優先しているか、そのをちょっとだけご紹介いたします。
日本では最高技術を誇るファーストカスタム社の協力で共同開発されたセレンゲテイ・パタゴニアの最重要部分にあたるリアキャビンの外装シェルと内装の壁の間には完成時には隠れてしまいますが鋼製の「スペースフレーム」と呼ばれる柱構造が採用されています.
(ハイエースにおけるスペースフレーム構造はファーストカスタム社のオリジナル工法です。エッヘン
モノコックボディのカットにより通常では強度を保つことが出来ない車体をこのスペースフレームを採用することにより、車重をむやみに増やすことなく、走行安定性、車体強度、万が一のリアキャビンへの耐突入強度等確保、すべては(安全)の二文字の為,最善の設計と時間をさいています。世界的にもトラックベースが多い中、乗り心地の良いモノコック構造のワゴンベースからのキャブコン造りは手間もかかるし技術的にも難しく、多くの会社が手を出しにくい分野でした。しかしこれで後発だったファンルーチェ社が、高い技術を背景に他社との差別化(オリジナリティ)ができ、この二車種で世界に胸をはって誇れるキャンピングカーの製造をしていると自信、自慢に繫がり仕事への高いモチベーションにも成っています。
(写真は急いで用意いした為、まだルーフ部リア部のフレームが仮装されていない状態です)
DCF_0010.jpg P1010693.jpg
赤丸印のところがポイントです右の写真がそのアップですが、フレームを製作する際にメンバーとメンバーの接合部にガセットプレート(三角部分)を溶接で取り付けることで応力の集中を避け強度が増し、より安全を確保することができます。
ここで紹介した工法はチューブラーフレームとも言われ、海外ではフェラーリ、ロータス7他F-1レーサーにも採用れていて、モノコックボディの様に大量生産しないが、軽くて強度がほしい時に使われる世界が認めた工法でもあります。 
これらすべての作業は、お客さまに安心に乗っていただく為の必要条件だと考えており、このキャンピングカー造りのノウハウをもとに高い安全基準をクリアする車造りに徹底しています。
キャンピングカーのファンルーチェ大連工場からの情報でした。